今回ご紹介させて頂くお品物は、『銅鐸』になります。
古代の中国では、銅鈴と呼ばれていた銅鐸ですが、どういう用途のものだったかご存知でしょうか。
これは内側に金属の棒を吊るし、それをぶつけて音をならしていたようです。
世界最古の物は8cmほどの大きさで、腰に吊るして使用していたようで、その役割は呪術的なもの、神を降ろすというような役割の祭器だったようです。
日本の銅鐸も意味合いとしては同じものですが、中国・朝鮮から入ってきた後、大型化し、独特な様相を呈します。
どちらにしても、銅鐸の役割とは実用的なものとしてではなく、神々を降ろす道具、お祭りの神事に使うものだったと現在では考えられています。
今回のお品物は日本ではなく、中国で造られた銅鐸です。これは遥か昔に使われていたものではなく、当時の品を参考に後代に製造されたものです。
製造年代としてはそれほど古いものではありませんが、造りが良かったことから、今回の評価とさせていただきました。