中路 融人

 中路融人は、滋賀湖国の原風景に心惹かれ、60余年もの間その風景を追い求め、描き続けた日本画家(文化功労者・日本芸術院会員・東近江市名誉市民)です。中路融人は1933年京都生まれです。「水と木が創作の舞台装置」とし、母の …

三木 翠山

  三木翠山は大正時代から昭和時代にかけての京都の日本画家、版画家です。兵庫県加東市の出身で美人画家として名を馳せた三木翠山。竹内栖鳳に師事した後、「祇園会」や「鏡」、「維新の花」など華やかで気品のある作風により人気を博 …

冨田 溪仙

  富田渓仙は明治から昭和初期に活躍した日本画家です。富田渓仙の作品はとにかく独創的であり、繊細さが特徴です。初め狩野派、四条派に学び、自由闊達な作風で描かれる南画で人気があった画家です。初め狩野派、四条派に学んだが、そ …

森 寛斎

森 寛斎は、日本の幕末から明治時代に京都を中心に活躍した絵師、日本画家になります。本姓は石田、幼名は幸吉、のちに尚太郎となります。 森狙仙、森徹山、森一鳳・寛斎と続く森派の絵師になります。若い頃は攘夷(じょうい)運動に熱 …

大樋 長左衛門

大樋長左衛門は石川県金沢市が誇る江戸時代から続く楽焼を、現代でも受け継ぎ続けてる大樋家の当主です。大樋家の作る大樋焼は、ろくろを使わず手で捻りながら成型し、へらを使い削りながら作り上げます。これは楽焼の流れを汲んでおり大 …

千住 博

千住博といえば、1995年にイタリアのヴェネチア・ビエンナーレ優秀賞を獲得した「ウォーターフォール」といった、滝や崖などの自然物を題材にした作品が多い画家です。作品を見ると千住博らしさを感じる独創的な作画なのですが、その …

元永 定正

自然現象を用いた抽象作品を得意とした画家・元永定正。近年の具体美術の再評価とともに、現在その人気は国内外問わず非常に高いものとなっています。 定正は1922年、三重県に生まれました。学校卒業後は工具店や国鉄に勤務しました …

中里 太郎右衛門

江戸初期から続く唐津焼の名工、中里太郎右衛門。技術の継承とともに、そこに現代的なデザインを組み込み作られる作品群は現在の14代目に至るまで、着実に受け継がれています。 中里又七を祖として現在まで続く中里家。特に注目された …

岡部 嶺男

岡部嶺男は陶芸家・加藤唐九郎の息子として生まれ、現代的な感覚で作られた青瓷や織部の優れた作品をのこした作家です。 若き頃から父に続き陶芸を学び、1952年の第8回日展にて志野の壺で初入選を果たします。2年後の第10回日展 …

即中斎

茶道の話になると歴史の教科書にも出てくる千利休はみなさんご存じかと思います。その利休を祖とする千家流茶道の本家(表千家)の13代目を受け継いだのが即中斎です。 利休が作り出した茶道は400年という長い歴史の中で根幹は変わ …

宮本 包則

宮本包則は鳥取県倉吉市に醸造家の次男として生まれました。 郷里が輩出した平安末期の名匠である伯耆安綱を慕って刀工を志し、1851年、22歳の時に岡山県瀬戸内町を訪ねて、長州藩と関係の深い横山祐永の門を叩きますが拒絶されて …

月山 貞一(初代)

月山貞一(初代)は滋賀県で塚本家の子として生まれましたが7歳の時に大阪で活躍していた刀匠の月山貞吉に養子として引き取られます。11歳から作刀を始めた貞一の上達ぶりは凄まじく、16歳の時に制作した「月山貞吉造之嫡子貞一十六 …

海野 清

海野清は1884年に帝室技芸員の父、海野勝珉の三男として生まれます。 1911年に東京美術学校を卒業してからは父である海野勝珉と金工師、加納夏雄に師事し技術を磨きます。 1914年には大正博覧会に出展し2等賞を受賞、19 …

河合 誓徳

河合 誓徳(かわい せいとく)は日本の陶芸家であり日本芸術院会員でした。大分県に生まれ、旧制宇佐中学校を卒業。1951年京都陶芸家倶楽部に加入し、6代清水六兵衛に師事されました。1962年日展特選北斗賞を受賞=「蒼」、1 …

斎藤 清

 斎藤清は世界的な版画家で福島県河沼郡坂下町に生まれます。1937年「第12回国画会展」版画部門、木版画初入選。1940年「会津の冬」の第1号を制作します。1946年「国画会展」版画部会友・日本版画協会会員となります。各 …

宮之原 謙

宮之原 謙(みやのはら けん)明治31年(1898年)2月9日~昭和52年(1977年)8月23まで活躍された陶芸家になります。鹿児島県出生の方で1924年(大正13年)頃に川端画学校へ通い、山之内高門に日本画、宮川香山 …

沈 南蘋 (沈銓)

緻密に写生された色鮮やかな動植物。中国、清代の画家・沈 南蘋によってもたらされた新たな画風は、当時硬直していた日本絵画界に新しい風をもたらします。 南蘋は絹織物商の子として生まれますが、絵に興味を持ち画家・胡 湄に入門。 …

亀井 南冥

亀井南冥(字 道載)は江戸時代、九州で活躍した儒学者です。また現在国宝に指定されている志賀島の金印研究の第一人者でもありました。 南冥は1743年に九州・筑前国に生まれました。医者であった父の影響をうけ幼い頃より学問に触 …

岡田 三郎助

繊細な筆使いで柔らかく描かれる女性像。洋画の中に日本的な優美さを取り入れた女性を描いたのが、洋画家・岡田三郎助です。 1869年、佐賀に生まれ、11歳で岡田家の養子になった後、洋画家の道を歩むこととなります。 1894年 …

龍泉窯

龍泉窯(りゅうせんよう)とは、中国浙江省の西南部に存在した名窯の一つ。 五代・北宋期にの流れを受け継いで青磁を製作していた窯元で、質の高い青磁を生み出し、中国国内のみならず、海外輸出も盛んにしていた。 日本にも鎌倉時代に …

川上 澄生

川上澄生(かわかみすみお)は、神奈川県出身の版画家です。代表作「初夏の風」はエメラルドグリーンの色彩が美しい作品で、美術界の巨匠「棟方志功」が版画家になる事を決意したきっかけの作品として知られています。 川上澄生が初めて …

川瀬 巴水

日本各地を巡り、旅情あふれる四季折々の風景版画作品を数多く発表した版画家・川瀬巴水。吉田博や伊東深水と並び、新版画家の中心人物となっています。 巴水は1883年、東京・芝に生まれます。若き頃から絵を学び、25歳で家業を親 …

吉田 博

まるで目の前にその情景が広がっているかのような色鮮やかな風景版画。時には日本を飛び出し、当時まだ珍しかった海外の風景も描いた版画家、吉田博。イギリス王室のダイアナ妃も愛した彼の版画は、今なお世界で高い人気を誇ります。 1 …

三輪 休雪

萩焼窯元・三輪当主が代々襲名している陶芸作家としての名称で、単に休雪(きゅうせつ)とのみ呼ばれることもあります。 三輪家の歴史は古く江戸時代から400年続く伝統的な窯元です。世襲制の当主も13代続いておりますが、400年 …

海野 勝珉

海野勝珉は1844年に茨城県水戸で生まれました。金属の彫金に関しては祖父の海野美盛から学び、その他にも当時の水戸藩の彫金会で権威となっていた萩谷勝平からも金属工芸の技術、技法を学びます。 明治元年には上京しますが、明治政 …