丹波守吉道

初代丹波守吉道は、大阪丹波の初代であり。関の名工「兼道」の3男。 兼道は、志津三郎兼氏9代の孫と言われ、1長男「伊賀守金道」、次男「和泉守金道」、3男「丹波守吉道」、4男「越中守正俊」を連れて京に上り、「三品派」という江 …

同田貫

同田貫(どうだぬき)とは室町時代から活躍する刀工の一群です。 九州肥後国菊池の同田貫という地名に本拠地を置き、加藤清正のお抱えであったと伝えられています。 同田貫の刀には装飾をいくど施さず質素な作柄の出来の物が多いです。 …

長運斎綱俊

1798年(寛政10年)に生まれる。 父は加藤和泉守国秀でその三男として生まれ育ち、出羽国米沢藩主上杉家の藩工となる。兄に山形藩工の加藤綱秀がいる。 水心子正秀に師事したとされ、その後江戸に移住して修行し、さらに大阪に上 …

肥前 保廣 日本刀

元村 保廣

日本刀は江戸期の佐賀藩の主要産業の一つに数えられますが、その中で特に重要な地位を占めたのが御用刀工であった肥前国忠吉です。肥前刀の特徴である「小糠肌」と呼ばれる地鉄を生み出し、多くの弟子を輩出しました。 元村保廣もこの肥 …

孫六 兼元

孫六兼元は室町時代後期の美濃の刀工です。兼元の名は現代まで27代続いていますが、その中でも特に2代兼元が孫六とつけて呼ばれます。備前と並ぶ刀の名産地であった室町末期の岐阜・関周辺の刀工の中でも和泉守兼定と並び、当時から非 …