原良窯

原良窯とはかつて鹿児島の原良村という場所にあった窯元と推測されます。 残念ながら現時点では原良窯についての詳細な略歴などは残っておりません。 代わりに薩摩焼のご紹介をいたしますと鹿児島県で生産される陶磁器のことでその歴史 …

鈴木 青々

鈴木青々は、愛知県瀬戸市出身の陶芸家です。 瀬戸の陶芸家である河本五郎、加藤舜陶とともに「瀬戸の三羽カラス」として親しまれています。 20代の半ばに瀬戸の陶芸家・加藤華仙に師事し、本格的に陶芸の道を歩み始めます。はじめは …

パブロ・ピカソ

パブロ・ピカソはフランスを拠点に活動した画家で、キュビズムの創始者です。 現代においてその名を聞かないことはないほどの有名画家であり、「20世紀最大の画家」と呼ばれています。 生涯に渡って芸術活動を行い、残した作品は油彩 …

柳下 季器

柳下 季器は1967年東京都で生まれます。 専門学校桑沢デザイン研究所卒業後、信楽にて修業し、2002年に伊賀焼の里、 三重県伊賀市に穴窯を自身で築窯、神田窯を開窯します。 2007年には、格調の高い作品、見る人を圧倒さ …

リモージュ カップ&ソーサー

Limoges リモージュ

リモージュ磁器(リモージュ焼)について紹介致します。 リモージュ磁器とは、フランスはヌーヴェル=アキテーヌ地域圏の都市・リモージュの製陶所で製作される磁器のことを指します。最初にリモージュ磁器が作られたのは1771年とな …

吉田一也

吉田一也は1970年、京都生まれの陶芸家です。 20代の頃、自身が中国・インドをバックパックで旅した際の経験から自然と野生を深くリスペクトするようになり、猫を通じて野生の気高さを表現するべく、主に猫の焼き物・墨彩画を制作 …

津金 日人夢

津金 日人夢は1973年熊本に生まれます。 1993年に有田窯業大学校ロクロ科修了後、熊本に戻り作陶を始め、2008年には日本工芸会正会員に認定、2010年は熊本県伝統的工芸品に指定と数々の成績を収めております。 中国宋 …

井上 素三

素三は初代素三から始まり四代まで続く、急須作りの名家と言われています。 初代素三(1866-1922)は名を井上素太郎といい富本岩次郎の三男として生まれます。後に井上家に入り、初代木二、二代三光に師事し、茶人の柴山準行に …

林 正太郎

林 正太郎は岐阜県土岐市下石町の窯元の子供として生まれました。 商業高校を卒業後、名古屋で就職しましたが、すぐに岐阜県に戻ってきました。 それから兄である林 孝太郎に師事し、陶作を手伝うようになりました。 初期の頃はガス …

小西 平内

小西平内は、兵庫県西宮市に「太閤窯」を構える陶芸家、およびその名跡です。 太閤窯を築いた初代・平内とその甥の二代・平内がおり、世に多く出ているのは二代の作品となります。なのでここでは、主に二代の紹介をさせていただきます。 …

神山 易久

神山易久(こうやまやすひさ)は、信楽生まれ信楽育ちの信楽焼の陶芸家です。 1936年に生まれ、1955年より近江化学陶器で働きながら、陶磁器デザイナーの日根野作三に師事し、陶磁器の理解を深めました。 妻は同じく陶芸家の神 …

吉田 萩苑

吉田萩苑は1940年 山口県萩市三見床並に生まれます。15歳より人間国宝の十代 三輪休雪に入門し修行を重ね、天鵬山窯の開設に際し技術指導者として招かれ尽力しました。 1968年生まれ故郷である山口県萩市玉江に玉隆窯を開設 …

池田 退輔

池田 退輔は斎藤茂吉文化賞を受賞されている方です。 池田退輔は1923年山形県生まれで1957年に本間美術館の庭園に東京芸大の浅野陽、三浦小平二らの指導を受けて、楽焼窯を造り作陶を始めます。 村瀬治兵衛、小山不二夫両氏の …

坪島 土平

本名は坪島一男。三重県の廣永窯で作陶をしていた陶芸家です。 土平という号は、本名の苗字の坪島の坪の字を左右に分けたところからきています。本来の表記だと、土の字の右側中央の近くに点があります。土が飛んで付いたという事を表現 …

河本 五郎

河本五郎は表現としての陶磁器を追求し、その概念を推し広げた作家の一人です。 愛知県瀬戸市に生まれ、幼少より瀬戸の窯業に身を置きますが、伝統的な技術や価値観を客観的に捉え、個人の創意でそれらに対峙しました。 陶器の制作では …

Meissen マイセン

マイセン(Meissen)はドイツ発祥の有名な磁器窯です。そして、ヨーロッパで初めて硬質磁器を生み出した窯でもあります。名前を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。 交差した2本の剣をシンボルとしており、ノ …

王錫良

王錫良は、中国の美術工芸作家です。 1922年の景徳鎮に生まれ、若くから珠山八友の一人である王大凡に師事し、磁器と絵画を学びました。 1950年頃に在籍していた陶器科学研究院では、王大凡をはじめとする景徳鎮磁器の実力者た …

中村 道年

中村 道年とは初代 一休庵 中村道年が全国各地で修行し、京焼・楽焼はいうまでもなく、高麗茶碗写し、染付などさまざまな種類の陶磁器の製法を身につけ、現在の五代目まで八事窯を守り続けている名称が道年となります。   初代 中 …

林 隆一郎

林隆一郎は、1942年岐阜県土岐市出身の陶芸家です。 1974年に第21回日本伝統工芸展入選、1975年朝日陶芸展入選、1976年東海伝統工芸展入選、1979年第6回美濃陶芸展中日奨励賞、1982年独立と活躍の場を広げな …

三浦 竹泉

三浦竹泉は京焼の窯元の名前で、明治時代から続いております。 茶道具、特に煎茶道具を得意としており、京焼の中でも人気のある窯元です。最近では海外でも人気があり、中国でも高い評価がついております。 初代は1853年の京都に生 …

佐久間 芳丘

松古窯の歴史は古く、その歴史は江戸時代の萬古焼から始まります。 萬古焼とは伊勢桑名の豪商であった沼波弄山が朝日町小向に窯を築いたのがはじめとされており、松古窯はその流れを汲み松古窯の初代信春が江戸時代後期に窯を開いた歴史 …

米久 和彦

米久和彦(こめきゅう かずひこ)さんは、九谷焼三大技法の一つである「赤絵細描」や赤絵磁器である「赤絵金襴手」という技法を受け継ぐ数少ない職人です。 一本の筆と緻密な線で可憐な作品を生み出すその技法は、現代では10人ほどし …

南口 閑粋

南口閑粋は大阪府出身の陶芸家で、雅やかな絵付けで人気のある作家で、廃窯となっていた杣山焼を再興させた人物です。 閑粋は幼少期を大阪で過ごし、京都府立陶工高等技術専門学校を卒業後、龍谷窯の初代宮川香雲や千家十職の土風炉・焼 …