今回ご紹介致しますお品物はドーム『スミレ文花瓶』でございます。
ドームは19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したガラス工房のオーナーです。一般的にドーム兄弟としても知られます。こちらのお品は高さ10㎝ほどの大きさでドームの作品の中でも小さい部類となります。その小ささの中にも細やかにスミレが描かれており、ドームの精密さがうかがえます。
こちらの作品は上記でも述べましたが小さいお品物です。通常のガラス工芸品であれば大きい作品が評価が高い傾向にあります。しかし、こちらのドームの作品は細やかな筆致が素晴らしくこちらの評価となりました。