益田芳徳 『ガラス 杯』

益田芳徳は、東京生まれのガラス工芸家で、実用性と造形美を兼ね備えた作品で知られています。

絵画とガラス両方に深い造詣を持ち、茶道具から抽象オブジェまで幅広い作品を生み出したアーティストです。

「抽象的な造形、光によって変化する神秘的な色彩」を追求し、文化機関での高評価や海外展での活動もあり、器としてだけでなく鑑賞の対象としても高く評価されました。

芳徳のガラス杯は小型ながら凝縮された美と技術が詰まっており、色と形の移ろいを楽しむアート作品です。

この杯も、酒を味わう実用性とともに、ガラスならではの透明感・光の演出を意識した芸術作品としての魅力を備えています。

状態の良さも考慮してこちらの評価となりました。