今回ご紹介するお品物は、瀧下 和之作『赤鬼 MOMOTARO ONI Figure』でございます。
瀧下和之は熊本県出身の現代美術作家で、日本昔話や神話を題材にした作品を数多く手がけており、特に「桃太郎」や「鬼」をモチーフとしたシリーズで高い評価を受けています。日本画を基盤とした確かな造形力に、ユーモアと妖しさを併せ持つ独自の世界観が特徴で、国内外のコレクターから注目を集めている作家です。
本作品『赤鬼 MOMOTARO ONI Figure』は、瀧下和之を代表する“鬼”のモチーフを立体作品として表現したフィギュアです。力強く誇張されたフォルムや鋭い眼差し、細部まで丁寧に作り込まれた造形が印象的で、平面作品とは異なる存在感を放っています。物語性と愛嬌を併せ持つ表現は、瀧下作品ならではの魅力といえるでしょう。
お品物の状態につきましては、全体的には概ね良好ですが、経年によるごくわずかな色あせが一部に見受けられます。ただし鑑賞を大きく損なうものではなく、作品の造形や存在感を十分にお楽しみいただけるコンディションです。箱などの付属品が揃っている点も評価し、作家性や市場での需要を踏まえ、こちらの査定額とさせていただきました。