皆様、こんにちは緑和堂京都本店です!
先日、お客様宅の蔵の整頓ということで出張のご依頼をいただきました。京都のみならず近郊の府県は、古くから蔵をお持ちのお客様も多く、刀や甲冑、古い陶器など古美術の名品に出会えることが多々あり、その美術的な美しさにいつも感動しております。
刀剣類に関しましては、各都道府県の登録証がございませんと、お取引が不可なお品物となりますので、刀のご売却ご検討中のお客様は登録証の有無をご確認下さい。また登録証の紛失してしまった際など、お問い合わせ頂ければご回答致します。
さて本日はそんな甲冑の中から面頬のご紹介です。
「甲冑の評価は兜と面頬で決まる」といっても過言ではないぐらい、重要なポイントでございます。
今回ご依頼頂きましたお品物も、明珍作の大変貴重な面頬となります。
明珍とは、平安時代から代々続いている甲冑師です。現当主は53代目とかなり歴史ある家系ですね。今回のポイントは良い状態で残っていることと、明珍の代表的な作風であることです。
明珍には無銘の作品に後銘したが偽作も多数確認されているので、注意が必要です!緑和堂では明珍含め多くの作家さんの作品を把握しております!気になる方は是非一度ご連絡下さい!