皆様こんにちは。緑和堂大阪支店でございます。
今回ご紹介するお品物はこちら。マイセンのフィギュリン 『ジョッキを掲げるアルルカン』でございます。
マイセンは、今から300年程前に誕生したドイツの磁器ブランドです。
交差した2本の剣をシンボルとしており、ノーブルな白磁と絢爛な絵付がなによりの特徴となります。主には食器、また花瓶や人形などを手掛けており、華やかでつい見とれてしまうような作品ばかりです。
本作は、マイセンの手掛ける陶器人形となります。アルルカンは道化師のことであり、ジョッキを高らかに掲げる姿に何とも言えぬ愉快さが感じられます。ジョッキにはマイセンの双剣のマークがあり、マイセン製であることが存分に目立ちます。彩色や造形の細かさ、そして全体のインパクトを持ち合わせており、洋風な空間を一品で彩ることのできるお品物ではないでしょうか。
今回は専用の箱に入れられており、割れ跡などがないお品物であったため、こちらの評価とさせていただきました。
陶器人形は大変割れやすいお品物ですので、手放しを視野に入れられている場合は十分に緩衝しておくことをお勧め致します。