皆さんこんにちは、緑和堂京都本店です。
今回ご紹介するのは『大清帝国 二等第二双龍宝星勲章』です。
こちらのお品物は中国の清王朝時代発行され比較的国外の人物にも授与された勲章となっており、日本では明治時代に活躍した主に旧日本軍の人物が50名弱程授与されています。
造りとしては、5片の花びらのような形の物が正章、正章より大きな星のような形の物が副章となっており、正章は首から下げ、副章は方に付けるようになっています。素材は主に銀でできており、デザインも良く見ると清王朝を象徴する2頭の龍が真ん中の珊瑚を囲むように置かれ、目に七宝が使われるなど細部まで非常に細かく細工されています。
また、上記の通り日本において数の少ない勲章である点や、流通においても正章のみ・副章のみの物でも稀に見られる程度ですが、正章、副章、共箱まで全て完品(箱は少し欠け有)でとなると非常に珍しいお品物となる為上記の評価としています。
緑和堂では今回の様な外国の勲章はもちろん、日本の勲章や民間団体の発行した勲章まで幅広く取り扱っておりますので、整理やお片付けの際は是非一度緑和堂までお声掛け下さい。