今回ご紹介させていただくお品物は、京栄堂の『霰銀瓶湯沸』でございます。
銀瓶は古くから茶の湯の世界で愛されてきた伝統的な道具であり、純銀を用いて製作されることから、かつては特別で格式ある存在として扱われてきました。現在は日本のみならず中国圏でも人気が高まっております。
今回のお品物は、総重量1kgを超える堂々とした存在感があります。胴には歪みや凹みがほとんどなく、銀地の艶も美しく保たれています。霰文様も均整の取れた粒立ちで、手提や摘にも丁寧な作りがうかがえます。さらに、専用の共箱も付属しており、保管状態も良好であるため、今回の評価とさせていただきました。