皆様こんにちは、緑和堂東京支店です。
8月の中頃になり夏本番と思いきや豪雨が来て各地で土砂崩れや冠水などの災害が起こってしまいました。皆様の無事とご健康をお祈りいたします。
本日ご紹介する商品は「永楽善五郎作 撫子茶碗」です。タイトルにも書かせていただいた通り、即中斎の好書付きの作品になります。作者の善五郎は16代善五郎で即全と名乗っていた晩年の作品になります。
即全は戦前、戦後を即中斎と共に茶陶作成に邁進していたため即中斎の好書付の作品は多く存在しています。
今回の作品は野々村仁清の作品の写しで撫子の絵付けがされております。撫子は花言葉は愛に関することが多く使われる、綺麗な花びらが特徴的な花になります。そのきらびやかな雰囲気も即全の手によってうまく描かれておりましたので今回の評価となりました。
先ほどもお話しさせていた通り即全の作品は即中斎と共に作陶しており多くの作品が存在致します。お手元に作品がありましたら是非当社にご連絡ください。ご連絡をお待ちしております。