皆様、こんにちは、緑和堂東京支店です。
本日ご紹介する商品は、「即中斎 自作 二ツ節茶杓」です。
即中斎と言えば茶道流派表千家の13代家元です。茶道の家元の主な役割は茶道を広める事、伝統を次世代に引き継ぐことなどが挙げられます。行うことはお茶を点てる事、茶道を教える事、良い茶道具に書付をし評価するなどが挙げられます。そんな中、稀に家元が茶道具を自作することがあり、それが今回ご紹介する商品になります。
先ほどお伝えした通り、茶道の家元は茶道具を作成する仕事ではありません。千家に茶道具を作るのは、主に千家十職と言われる方たちになります。その為、家元自身が作る茶道具は数が少なく貴重なものになります。その希少性もさることながら、家元は良い物を見る目が確かなので、自作する道具も高い品質の物がほとんどです。
その希少性と品質の高さから家元作の道具は高額で取引されます。
今回の作品は、しっかりと即中斎の銘と自作と書かれており、貴重なものだというのがわかります。評価額も上記のようになりました。
緑和堂では茶道具のお取り扱いに力を入れており、家元作の作品や、千家の書付商品、千家十職が作った作品など茶道具全般の評価を実施しております。売却検討の方は是非ご連絡ください。