皆様こんにちは。緑和堂名古屋支店です。
先日、徳川家康の生地・岡崎城のある愛知県岡崎市へ伺いました。
今回紹介するお品物は、三世 早川 尚古斎 作『竹籠』です。
早川 尚古斎は、京都市で現在も続いている竹工芸の一家です。
鑑定した作品は三世 早川 尚古斎の作品で、人間国宝に認定された四世 早川 尚古斎の父親です。
白竹を細かく丁寧に仕上げた作品は、100年近く経っていると思われますが、緩み・弛みは一切なく年月による劣化を全く感じません。自筆の共箱と作品底面にサインがありました。
総合的に判断した結果、こちらの評価額となりました。
白竹の作品も大変美しいのですが、人気があり高額査定になることが多いのは竹の色が朱色・焦げ茶色の濃い色になります。
竹工芸作家作品もしっかりと拝見致しますので、是非お持ちくださいませ。