皆様こんにちは。緑和堂東京支店でございます。
今回ご紹介させていただくお品物は、サンルイ『ペーパーウェイト』になります。
まず初めにサンルイについてご紹介させていただきます。
サンルイは1586年、フランス北東部に位置したロレーヌ地域で創業したガラス製品メーカーです。
前身であるミュンツタール・ガラス工房は、1767年当時のフランス国王ルイ15世から「サンルイ王立ガラス工房」の称号を与えられます。1781年にはクリスタルガラスの製造技術を確立し、ヨーロッパ初のクリスタルガラス製造メーカーとなりました。
ランス国家最優秀職人章を持つ職人が多数在籍し、成型・カット・装飾に至る全工程を手作業で行っています。
今回お譲りいただいたペーパーウェイトは、1900年代に入るころに一度は製造取りやめとなってしまったものを1953年エリザベス二世の戴冠式を期に復活させたお品物になります。
球体内部に一本一本配置されたモチーフもすべて手作業によって作られたクリスタルガラス製で、その緻密さから年間およそ400個しか製造されていません。
今回の作品は、割れや欠け、キズ等なく状態が良好だったためこちらの評価額となりました。
緑和堂では、サンルイの作品を集めております。
LINEやメールでの査定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。