皆様、こんにちは!京都緑和堂です。
ゴールデンウイーク2日目、帰省の際に『お片付け』をする方が増えてきたのか、大忙しな1日となりました。
本日ご紹介させていただくお品物は、『象牙製 桶職人 置物』となります。
滋賀県大津市のお客様より、自身のコレクション整理ということで当社に鑑定・査定依頼をいただき、お譲りいただきましたお品物となります。
象牙製で作られた本作は、職人が巨大な桶を制作している姿を題材にしています。
桶職人・桶・カンナ等の細部にまで全て象牙を使用しており、作家の技術力の高さを感じることのできる逸品です。
片足をあげながら、たが(桶を締める為に使用する竹製のもの)を締めている姿は、桶職人の力強さが伝わってきますね!
現代でも巨大な桶や樽は酒蔵などで使わていますが、年々職人が減ってきているといわれており、数えるほどの桶所しか存在しなくなっています。
世界に自慢できる日本の伝統技術を美術品を通じて、感じることができるのは、魅力の一つですね!
緑和堂では、象牙製品を得意とした専門鑑定士が在籍しております。
『制作された年代』『作家の価値』『加工技術の高さ』を考慮し、最大限の価値をお客様にお伝えさせて頂きます。
コレクション整理の際は、是非お声掛けください。