尚古堂は輪島塗の老舗店です。本物の漆と木だけを用いて、日常生活の中での使用にも耐えられる丈夫さが魅力の一つです。また、蒔絵を施すことで華やかな印象が与えられます。
本作『光琳之葵蒔絵 料紙筥』は、蒔絵が煌びやかな作品となっています。
「光琳蒔絵」とは、日本の伝統工芸「蒔絵」の技法のひとつで、江戸時代の画家・尾形光琳の装飾的な絵画表現を参考にした蒔絵のことを指します。
今回は葵をモチーフとしている作品です。華やかな装飾と漆地の余白が全体のバランスを整え、落ち着いた風情を醸し出しています。
傷やカビなどが無く木箱が付属しているもので、蒔絵の劣化も見られなかったためこちらの評価となりました。