今回ご紹介するお品物は、『本象牙彫刻 恵比須 置物』でございます。
象牙の評価は主に大きさ、作風、作品の細かさ、で相場が決まります。
こちらの恵比寿は細かさで言うとかなり評価の高いお品物となります。
表情や衣服のシワがかなり立体的に作りこまれており、今にも動き出しそうです。次に鯛に注目してみましょう。

一度目元部分をくり抜き、螺鈿を埋めこんで制作されております。
鯛の目元も通常であれば象牙で表現されているものがほとんどですが、こちらのお品物は螺鈿できらきら輝くように表現されているのがわかります。ひと手間かけているのがわかる素晴らしいお品物です。
次に大きさですが25㎝程で重さが約1.3㎏ほどでした。
こちらは置物の中では普通くらいのサイズです。
最後に今回の作風ですが、誰もが知っている七福神の一人である「恵比寿天」でございました。こちらは観音や香炉などの人気作品と比べると、人気の低いお品物となります。香炉、仏像などは海外の方から人気が高く、オークションで盛り上がる可能性が高いですが、恵比寿などの日本の神様は日本の方しかご購入されないため金額が付きずらいことが多いです。ただし例外があり、年代の古いお品物はあまり人気のない作風でも評価が高くなる場合がございます。
今回は総評してこちらの評価となりました。
彫刻の細かい素敵なお品物をご売却いただき誠にありがとうございました。