こちらは藤原兼元の後代と言われる越前の刀工・藤原兼中在銘の打刀です。
刀剣や甲冑と言えば一般的に武器や武具に用いられる物と思われがちですが、一方で平和な時代には武威や家格を誇示する宝物として珍重され、鑑賞の対象ともされております。
本作は「特別貴重刀剣」に認定されており、磨き上げられた淀みない刃には高潔さが感じられる一品となっております。
「特別貴重刀剣」とは、公益財団法人「日本美術刀剣保存協会」が優れた刀剣に対して発行する鑑定の一つです。
この評価制度は1948年に始まり、当初は「貴重刀剣」で評価されていましたが、現在は「重要刀剣」「保存刀剣」の評価が使われるように変更されております。そのため、少し古い評価である「貴重刀剣」の認定は、現在の評価制度の認定ほどの効力を持ちません。しかし基準が変わったとはいえ、過去には間違いなく認定のあった刀剣なので、認定のないものと比べると俄然人気は高まります。
今回は特別貴重刀剣の認定書が付随していたこと、在銘作家の人気や状態の良さを考慮しまして、こちらの評価となりました。
日本刀を売買するには「銃砲刀剣類登録証」が必要となります。登録証の有無の確認の上、お客様のご連絡を心よりお待ちしております。