皆様こんにちは。緑和堂名古屋支店でございます。
今回、愛知県をはじめ、東海地方を中心にご活躍されている陶器作家・窯をご紹介させていただきます。下記記載の作家・窯元のお品物は現在緑和堂でお取り扱い可能でございます。その一部をご紹介させていただきます。
・山内一生
愛知県西加茂郡小原村出身の和紙工芸作家で、小原和紙工芸の第一人者とされ、1959年天皇陛下御成婚のお祝いに献上される六曲屏風を制作、97年には第29回日展で内閣総理大臣賞受賞するなど、愛知県を代表する工芸作家として半世紀以上に渡って活躍されています。
・加藤釥
愛知県瀬戸市出身の陶芸家で、瀬戸焼の鉄釉技法の保持者として名が知られています。伝統的な鉄釉技法に現代的感覚を合せた独自のスタイルを確立させ、数々の賞を受賞しました。
・水野双鶴
愛知県瀬戸市出身の陶芸家で、日展入選をはじめ、ニューヨーク・メトロポリタン博物館に日本陶芸作品として永久保存もされているなど、多岐にわたり活躍されています。瀬戸焼の「練り込み」技法により瀬戸市無形文化財保持者にも認定されていました。
・幸兵衛窯
岐阜県多治見市にある窯元で、1804年初代加藤幸兵衛によって開窯されて以降、幅広い技法を用いた数々の名品を生み出してきました。人間国宝・6代目加藤卓男を輩出し、彼によって生み出されたペルシア色絵など、その技術は今現在でも引き継がれています。
・水月窯
昭和21年岐阜県多治見市虎渓山町に、人間国宝・荒川豊蔵によって開窯されました。美濃焼の伝統的作陶を生かしつつ、一般家庭向けの陶器を提供したいという思いから開窯に至ってます。平成 22 年には多治見市無形文化財にも指定されました。
・広永窯(仙鶴窯)
三重県津市に川喜田半泥子によって開窯されました。若い弟子らを育てながら自身も作陶を行い、特に茶碗などの茶道具の制作に力を入れていました。令和4年に窯名を「仙鶴窯」と改め、現在も半泥子の想いと伝統を受け継いだ弟子や広永窯出身の作家たちが製作活動を続けています。
上記作家・窯作品以外の作家も、名古屋支店及び緑和堂でお取り扱いが可能でございます。もしお持ちのお品物で作家についてのご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。