こんにちは、緑和堂関東営業所です。
骨董品や美術品の作品には、以前はとても人気があり高く売買されていたものが情勢の移り変わりにより大きく相場が変化してしまう作品がございます。今回ご紹介する作品もその一つになります。
こちらの作品は、江信・芳山作の象牙製の置物になります。大きくて立派な布袋と小ぶりではありますが、細部まで丁寧に彫られた舞を踊る人物の2点です。これだけ立派な作品ですと以前は数十万円で取引されていたと思われますが、現在では動物愛護の観点から象牙を取り扱う国が減りそれに伴い相場が下降しております。日本でも売買は可能ではあるのですが、いつ取引ができなくなるのかわからない状況の為業者の方も好んで買われる方は徐々に減少しております。