薩摩切子は、江戸時代末期に薩摩藩(現在の鹿児島県)で発展した伝統的なガラス工芸品で、特にお猪口はその美しさと機能性で高く評価されています。
幕末の薩摩藩第二十八代藩主・島津斉彬(しまづ なりあきら)の指導のもと、江戸から職人を招いてガラス工芸技術を導入し、発展したと伝えられています。
「ぼかし」と呼ばれるグラデーション技法が特徴で、色ガラスの上からカットを施し、透明感と深みのある色合いを表現します。
薩摩切子のお猪口は、その美しさと機能性から、日本の伝統文化を感じることができる素晴らしいアイテムです。また、飲み物の味わいを一層引き立ててくれるため、焼酎や日本酒を愛飲される方にとって、まさに心惹かれる存在と言えるでしょう。
本作は、薩摩切子作品を多く手掛けるガラス細工工房「薩摩びーどろ工芸」が手掛けたもので、職人の手による繊細なカットデザインや美しい透明感が魅力的です。これらに加えて状態の良さなどを考慮し、こちらの評価となりました。