本作は、大道寺光弘によるブロンズ像『そよ風のほほえみ』です。
大道寺光弘は、北海道出身の彫刻家です。
1985年に渡米後、1987年にはニューヨークで開催されたインターナショナル・アート・コンペティションでゴールドメダルを受賞するなど、世界でも評価されています。
大道寺の作るブロンズ像は、心が宿っているかのような柔らかな表情や繊細な動きを感じさせる造形が特徴的です。
本作は大道寺の代表的なモチーフである少女像を題材としています。
そよ風を受けてワンピースをなびかせながら、少女の浮かべる柔らかなほほえみが印象的な作品です。
裸足で佇む様子からは、砂浜や川辺といった水辺の情景を想起させます。
夏の青空や透明感のある水辺を思わせるような、爽やかな自然の空気感が感じられる表現となっています。
本作は、保存状態が良好であり、サインおよび証明書が確認できることから、こちらの評価とさせていただきました。