今回ご紹介するお品物は、能川吉金楼作『獅子置物』でございます。
主に瓶や香炉、置物を銀や鎮銅を用いて作品を制作する金工師でございます。人物や迫力満点でリアリティ高い置物に関しては、豊かで細部まで造り込まれた緻密な技術力が背景にあることが伝わります。瓶や香炉に関しましては、シンプルで滑らかな作りが、静かなる作品ならではの迫力を感じられる作風となっております。
今回のお品物『獅子置物』は、主に製作される種類の内の1つであり、動き出しそうな迫力を感じつつも、獅子という勇ましい風格が作品全体にひしひしと伝わる、そんな作品となっています。本体の保存状態は良好で、共箱も保存状態が比較的良好でした。作品内容等を考慮し、上記評価額となりました。