大倉陶園は1919年に創業した老舗の日本洋食器メーカーです。欧米の高級洋食器に負けないものを日本で作る、という創業者の想いを受け継ぎ、現在もティーセットや銘々皿といった食器から、陶額やブローチといったものまで様々な製品を販売しています。2019年には創立100周年を迎え、多くの記念商品が登場しました。
製品にはいくつかのシリーズが存在し、高温焼成によって絵の具と釉薬を溶け込ませる「ブルーローズ」、正倉院宝物に着想を得た「呉須正倉院」、漆蒔という技法を用いたモスグリーンが特色となっている「ナポレオン」などがあります。
オールド大倉
特に創業から1942年にかけての製品は「オールド大倉」と呼ばれます。この時代の製品は、宮家などの上流階級向けオーダーメードがほとんどで生産数が少なく、またそのクオリティも非常に高いことから、現在でも高い評価をうけています。
デンマークの陶磁器メーカーであるロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)は、正式名称「ロイヤル・コペンハーゲン陶器工房」と言います。1775年にデンマーク国王保護のもと創立しました。
絵付けは全て手書きで、製品の裏側にはロイヤルコペンハーゲンのマークとアーティストのサイン、シェーブナンバーが入れられています。
マークは王冠と三本の鮮かなプルーの波型ラインで構成され、波線は、デンマークを囲む3つの海峡を現し、その上に王室御用達を意味する王冠が輝きます。
当初はデンマーク王室に製品を納入する唯一の会社でした。食器類のほか、人形などの置物類も販売しています。
古くから日本の古伊万里染付の影響を強く受けており、手描きによるコバルトブルーの絵柄が特徴的です。1868年から制作されている下絵の手描きのブルーバターン「ブルーフルーテッド」はベストセラーのひとつになります。またブランドの特徴である唐草模様パターンとレース技術は繊細で格調高く、世界中で愛されており、中でも特に日本人の人気を集めています。1908年以来欠ける年なく続いているイヤープレート(クリスマスプレート)も人気商品のひとつです。