皆さんこんにちは。緑和堂名古屋営業所です。とても美しい輝きを放つ今回の商品は『辻俊幸の被せガラス 脚付盃』です。
鹿児島三大工芸品の代表格とも呼ばれている「薩摩切子」その中でも「ツジガラス工芸の職人辻俊幸」は聞いたことがある方も多いと思います。この方が「ツジガラス工芸」の設立者で、独自のカッティング技術で表現する「ぼかし」また、新技術の「カボッション」を考案しました。
職人辻利幸さんの培ってきた技術が生んだ新しいカッティング技法であるカボッションは、現在特許申請中の技術でとても難しく、完成した品は美しいグラデーションが際立つ作品に仕上がります。
そんな辻俊幸が作り上げるガラス作品には、器だけでなくイヤリングやカフスやタイピンといった装飾品なども手掛けており、それだけでも珍しい作品なのですが、それ以外にもガラス加工を施した時計も販売しており、美しく存在感のある時計は見る者の目を奪っていきます。
そんな方が手掛ける今回の作品はとても美しい作品で、他の切子ガラスに無い異彩の輝きを放っております。
状態も非常によいところで保管されていた為とてもきれいでした。ですので、今回はこのような評価とさせていただきました。