皆様、こんにちは。 緑和堂京都店でございます。
今回、ご紹介させて頂く商品は、銘有 六十六 『象嵌 短筒 火縄銃』になります。
こちらのお品物は武具や刀を中心にコレクションされていたお客様からご依頼頂いたお品物になります。
小さな作りではありますが、象嵌もあり豪華な見た目となっております。また大事に保管されていた為状態も良く、鑑賞用に飾られるのもよろしいかもしれません。
火縄銃には様々な大きさや形があり、一般的に多く出回っているのが両手で持つタイプの火縄銃の小筒(こづつ)と呼ばれるものですが、こちらの片手で持つタイプの火縄銃は短筒(たんづつ)と呼ばれ、数が少なく、象嵌で装飾が施されたものは特に希少価値が高く状態も良かったため、高い評価となりました。
火縄銃には様々な種類があり、またその種類から年代を考察するのも一つの楽しみになります。美術品を学ぶと同時に歴史も学ぶと、ひとつの作品でどのような物語があったのか想像できるので一度試してみると面白いかもしれません。