今回は古い年代の片手銃をご紹介いたします。
こちらのお品物には特にサインや年式は記載されておりません。
形状や状態からは、おおよそ18世紀初頭ごろの品物かと考えられます。
ポルトガル銃として伝わったものとのことで拝見させていただきました。
こちらのお品物の特徴ですが、まず後ろ側の斧のようなフォルム、次に持ち手等の木製パーツに金線による波状の模様があることが挙げられます。
この波面のような、また唐草模様のような装飾は、イスラム圏文化のパターンを踏襲したものかと考えられます。
そこで、イスラム圏と文化の近かったスペインやポルトガルなど、イベリア半島製のお品物なのではないかと推測できます。
北大西洋あたりの当時の海賊が所有していたお品物かもしれないと考えると、ロマンを感じるお品物ですね。
この度は、古い年代の貴重なお品物であること、また特徴的なフォルムからコレクター需要が見込める点でこちらの評価とさせていただきました。