皆様、こんにちは、緑和堂東京支店で御座います。
本日もご依頼を頂いたお品物をご紹介したいと思います。
今回ご紹介する商品は 「象牙の根付」になります。
お取引させていただいた象牙は、かわいらしい十二支がセットのものでした。作者は正之と彫られています。
正之という名前で有名な根付師といえば、加藤正之なのですが、正之という名の作家は他にもおり、加藤正之の作品であるという確証はありません。どちらにしても作者の名が彫られており、造形も細かく美しい仕上がりとなっているので根付としての価値は十分高い物となっております。
ご一緒にお取引させていただいた、七福神の恵比寿天と大黒天も同じ正之作のものでした。こちらは根付では無く、置物として鑑賞するものなので先ほどの根付より大きく重量のあるお品物となっています。こちらも価値の高い象牙の工芸品です。
ご紹介した両方の作品とも、作家のある工芸品でしたのでお取り扱いも上記のようになりました。