皆様、こんにちは。緑和堂東京支店で御座います。
本日は神泉作『立雛 一刀彫』をご紹介させて頂きます。
まず一刀彫とは日本の木彫の技法になります。一刀で削ったかのように見える仕上がりが特徴の奈良人形などで伝わっており、奈良彫りとも言われています。
平安時代の頃奈良の祭礼の神事用の人形として使われ、神のものは清浄が一番とされ、人の手があまり加わっていないことを一刀で彫ったような見た目に表しています。
作家の神泉の作品といえば雛人形というくらい人気があり、商品によっては高値で取引されることもあるそうです。先々代から先代へと受け継いできた神泉の面長な顔とまっすぐな髪が特徴となります。
現在は三代目まで引き継がれてきており、長い伝統を感じれる作品となっております。
評価と致しましては、今作は状態も良く木箱も保存されていた為、上記の評価額とさせて頂きました。商品によってはサイズや種類によって金額が変わる場合がございます。
緑和堂では神泉さんを含む彫刻作品の集めております。作家がわからない作品などもお問い合わせ下さい。
また、彫刻作品以外の絵画、掛軸、茶道具、刀剣、甲冑、中国陶器等幅広くお取扱いしておりますので。ご自宅・ご実家の整理でご不明なお品物等ございましたらお気軽にご相談して下さいませ。