関武比古 作 『純銀 恵比寿天』

皆様こんにちは。緑和堂名古屋支店でございます。

今回ご紹介させていただくお品物は、関武比古作『純銀 恵比寿』です。

初代関武比古は千葉県で生まれ、上京を経て名匠田島勝之師の門に入り銀細工を修行しました。さらに香坂宗廣師について技術を磨き、昭和11年に独立しました。第二次世界大戦を経て、1948年から再び活発な制作を開始しました。二代目関武比古は初代関武比古の長男として1936年に生まれました。中学生の頃から父につき技術を取得し、1963年に父と共に「関工芸株式会社」を設立、現在は三代目武比古監修の下、貴金属美術の伝統工芸品を製作を行っております。
「貴金属美術工芸品を、ひろく人々に」と、伝統工芸の「手」の技法に、新しい技術をとり入れて制作したヨット、宝船、扇、鶴、打出の古鎚、などの金銀製置物や額は、多くの方々に愛されています。

今回のお品物は七福神の一人、恵比寿天の純銀製です。七福神の中で唯一日本の神様になります。笑顔が特徴的な神様で、大漁満足・商売繁盛をはじめさまざまなご利益がある神様です。縁起物として注目される今回のお品物ですが、専用の箱があり、傷等の状態から、上記の評価額とさせていただきました。

緑和堂では関武比古の作品を取り扱っております。その他にも様々なお品物を取り扱っておりますので、何か気になるお品物がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。