皆様こんにちは。緑和堂大阪支店でございます。
今回ご紹介するお品物はこちら。マイセンのシノワズリ フィギュリン 『親子群像(母と娘)』でございます。
マイセンは、今から300年程前に誕生したドイツの磁器ブランドです。
交差した2本の剣をシンボルとしており、ノーブルな白磁と絢爛な絵付がなによりの特徴となります。主には食器、また花瓶や人形などを手掛けており、華やかでつい見とれてしまうような作品ばかりです。
マイセンの作り上げる陶器のラインに「シノワズリ」というシリーズがあり、そちらは東洋趣味と言い、日本や中国作品を参考にしたラインとなっております。
本作はシノワズリの陶器人形で、東洋人の親子が鳥に餌を与えている様子を表現しております。餌を食べる鳥、それを見守る母子の様子からは和やかな雰囲気が感じられます。
今回は繊細さ溢れるマイセンのフィギュリンであり、傷や欠け等もなく、また専用の箱で保管されていたことを考慮しましてこちらの評価とさせていただきました。