皆様、こんにちは。緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させていただくお品物は、加藤 卓男『ラスター彩 陶板 ループタイ』になります。
加藤 卓男は、岐阜県多治見市より、江戸時代から代々続く、幸兵衛の窯元の家で生まれ、父である5代目幸兵衛に師事し、美濃の陶芸技法や中国の陶技を習得します。
1961年に、フィンランドへ留学し、そこでペルシャ陶器と出会います。
そこから長年研究し、金のような輝きを特徴とする、『ラスター彩』の製法を復興させ、青釉、三彩、ペルシャ色絵を用いて、数々の名作品を生み出します。
その技術は高く、1995年には、重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定されております。
今回のお品物は、加藤 卓男の得意とするラスター彩の陶板で、光を当てれば輝きを放つラスター彩が、身に着けることで、いいアクセントとなる、小洒落たお品物だと感じます。
状態も綺麗で、共箱も残っていた為、上記の評価額となります。
状態によっては、価格が変動致しますので、ご了承ください。