本作は、木芸家・田中 重希が手掛けた茶托になります。
田中は、1963年に木工芸の道に入り、1982年から作家として活動を始めました。
漆と天然木の風合いを生かした茶道具などを手掛けており、実用性と美しさを兼ね備えた作風は高く評価されています。
本作では、「神代欅」という1000年以上も土に埋もれていた希少性の高い木が用いられています。土の状態によって特徴は変わりますが、一般的な欅に比べると渋みのある色をしています。
神代欅ならではの深みのある木肌と流れるような木目が美しく、茶室の落ち着いた雰囲気を作り上げてくれる一品です。
本作は状態も良く、共箱付きであったことなどから上記の査定結果となっています。