今回ご紹介いたしますのは、「鈴虫図 銀瓶」でございます。一般的な銀瓶に比べ大変小ぶりで、手のひらに載るほどの可愛らしいサイズとなっております。
こうした小ぶりの銀瓶は、お一人分のお茶を淹れる一煎用として大変重宝されるお品物です。
素材である銀は、お湯に雑味を与えず茶葉本来の繊細な風味を最大限に引き立ててくれます。 胴部分から蓋に至るまで繊細に施された鈴虫の意匠は、秋の訪れを告げる優雅な音色を想起させます。
鈴虫が鳴き始める8月〜10月は、心地よい肌寒さとともに温かいお茶の美味しさが一層引き立つ季節でもございます。
工芸品としての意匠の美しさはもとより、銀素材としての価値を総合的に鑑み、こちらの評価額をご提示させていただきました。