今回、ご紹介させていただくお品物は、二代 藤原楽山 『備前 茶碗』になります。
藤原楽山は三代続く備前焼の作家です。
初代 藤原楽山は1876年の生まれで、塩青焼と呼ばれる独自の技術を考案しました。
焼成の終盤で窯に食塩を入れ、窯内の酸素を制限して焼き上げる技法により、独特の青色とツヤのある質感に仕上げることができます。
この技法を塩青焼といい、今回ご紹介する二代 藤原楽山はこの特徴的な青色と備前焼本来の朱褐色を同時に発色させることで、岡山県重要無形文化財保持者の認定を受けました。
今回ご紹介するお品物も、一見備前焼とは思えない色合いと艶感のある塩青焼の茶碗になります。
備前焼特有の細かい粘土質の陶土によるなめらかな質感も相まって、穏やかな風合いの上品な作品に仕上がっています。
今回のお品物は、保存状態もよく、氏の代表的な作品であった為、上記評価額となります。