都山流は、明治時代に初代中尾都山によって創始された尺八の流派です。虚無僧の法具としての側面を持ちながらも、民間音楽としての発展を遂げました。
また、尺八には半音を出しやすくするために追加で2つの穴を空けることができ、これによってより豊かな音色と表現力を持つ演奏が可能となります。
「鹿山銘」は、都山流の尺八制作者である善村鹿山によって作られた尺八に刻まれる銘です。大阪枚方に拠点を置き、都山流の尺八を製作する彼の作品は、音色の美しさや演奏性の高さから、多くの演奏者に愛用されています。
特に、二尺(にしゃく)と呼ばれる長さのものが注目されており、標準的な尺八の長さである一尺八寸(約54.5cm)よりも長く、より低音域の音を出すことができるため、特定の演奏スタイルや曲目に適しています。
その音色や製作技術において高い評価を受けている点と保管状態も考慮してこちらの評価となりました。