今回ご紹介するお品物は、九代 大樋長左衛門作『金獅子 香炉』でございます。
本作は金沢が誇る名窯・大樋焼の最高峰、九代 大樋長左衛門による気品あふれる香炉です。全体に贅沢に施された眩い金彩と、足元や凹凸部分に見られる大樋焼特有の黒い素地とのコントラストが絶妙で、伝統美の中に洗練されたモダンな拡張高さを感じさせます。獅子のどこか愛らしくも威厳のある表情や力強い毛並みの立体表現は見事で、大樋焼の華やかな系譜を感じられる仕上がりのお品物となります。
こちらの作品は、作家の知名度や作品の状態、共箱が付属していることから上記評価とさせていただきました。