BURBERRY(バーバリー)は、1856年にトーマス・バーバリーによってイギリスで創業されたファッションブランドです。
創業当初は実用性に優れた衣料品の製造を行い、1879年に「ギャバジン」という防水性・耐久性に優れた素材を開発しました。19世紀末から20世紀初頭にかけては、探検家や軍人向けのアウトドアウェアとして採用され、その機能性と耐久性が実証されました。
第一次世界大戦期には、イギリス軍将校用のコートとして改良された「トレンチコート」が誕生し、これが現在に至るまでブランドの象徴的存在となっています。また、1920年代にコートの裏地として採用されたベージュ地に黒・白・赤のラインを配したチェック柄は、後に「バーバリーチェック」と呼ばれ、ブランドを象徴する意匠として世界的に認知されるようになりました。
20世紀後半以降はバッグやアクセサリーなども手掛ける総合的なファッションブランドへと発展しました。
実用性を基盤としながらも時代に応じた変化を取り入れ、現在も国際的な評価を維持しています。
CHELSEA CLOCK(チェルシー・クロック)は1897年に設立されたアメリカの老舗時計メーカーで、創業以来、精密機械式時計の製造を続けています。
重厚な真鍮製のケースや精巧な機械式ムーブメント、手作業による仕上げが特徴で、耐久性や精度の高さが評価されています。アメリカ海軍などへの納入実績もあり、読みやすい文字盤や実用性を重視した設計思想は、現在の製品にも受け継がれています。
また、1898年〜1900年頃に開発・特許化された「Ship’s Bell(シップスベル)クロック」は、船の見張り時間を知らせる独特のチャイム機構で人気を博し、以後の代表的シリーズとなりました。
LOUIS GLICK社は、ダイヤモンドおよび高級ジュエリーを扱うアメリカの企業です。
創設者のルイス・グリックは1945年に会社を立ち上げ、原石の選別からカット、セッティングまで徹底的にこだわることで知られています。
特に「Starburst」というカット技術で有名で、このカットはラウンド・ブリリアントの輝きを維持しつつ角が落ちた長方形の形をしており、美しい光の反射を生み出します。
また、同社はユニークな製品展開として「ダイヤモンドアワーグラス」も製作しており、液体中でゆっくりと動くダイヤモンドを用いた豪華なデスク置時計として人気を博しました。
トレードマークとして「BLONDE DIAMONDS」が商標登録されており、ダイヤモンドとジュエリーの品質に強みを持つ企業です。
1880年にイギリス・ロンドンにて馬具専門製造卸売業ブランドとして創業、その後父親の会社を引き継いだアルフレッド・ダンヒルは、1904年に開発した「フロントガラスパイプ」を皮切りにパイプ製造事業に参入します。
1907年にイギリス・セントジョーンズにてタバコ専門店をオープンさせ、今でも人気の高いライターやパイプの製造を本格的に稼働していきました。
品質と製造にあたる技術力は確かなもので、1930年代頃には皇室御用達ブランドにまで成長していました。1969年には、イギリスのエリザベス女王からブランド品の輸出に関する功績が高い評価を得ています。
現在はカルティエなどを傘下に置く「リシュモン・グループ」に買収されていますが、スーツや時計、バッグや喫煙具など、商品カテゴリーの幅を広く展開しています。ここまで紳士的に意識されたメンズラグジュアリーブランドは他にないと言われるほど、洗練された気品ある高級品として今でも世界的にも人気を博しています。
フェラガモ(Salvatore Ferragamo)は、靴をメインとして展開するイタリア・フィレンツェのファッションブランドです。
創業者であるサルヴァトーレ・フェラガモは生まれついての靴職人であり、11歳で自宅に靴屋を開店しました。19歳でアメリカのカリフォルニア州に渡り、靴の修理とオーダーメイドを受注する店を開きます。やがてハリウッドにもブーツショップを開店し、セレブのオーダー靴を手掛けたことで「スターの靴職人」と呼ばれました。
1927年にイタリアに戻り、靴工房を開きます。一度は世界恐慌などのあおりを受けますが、独自の製法で生み出される靴は各国の上流階級を中心に人気を呼び、随一の人気を呼ぶブランドに成長していきます。この靴工房が、現在のフェラガモです。
サルヴァトーレは1960年に亡くなりますが、その後は妻や子供が経営を受け継ぎ、靴に限らない総合ファッションブランドとして発展しました。「ガンチーニ」や「ヴァラ」といった代名詞となるアイテムをはじめ、シンプルながら高品質な製品は現在においてもファッション界をけん引しております。
シャネル(CHANEL)は、ココ・シャネルが創業した世界的人気を持つ高級ファッションブランドです。
1910年、ココはパリ1区のカンボン通りに帽子専門店「シャネル・モード」をオープンします。その帽子をフランスの女優たちがこぞって着用したことで、シャネルの名が広がりました。その後1921年にはフレグランスの発売を開始するなど、枠を超えた女性ファッションの展開を行っていきます。
第二次世界大戦の折には多くの店舗を閉鎖することになりますが、戦争を終えて1954年には閉鎖店舗を復活させます。以降はハンドバッグをはじめ、現在のシャネルを形作る革新的な製品が発表されていきました。
1971年、ココの逝去に際し会社は一時低迷しますが、カール・ラガーフェルドのデザイナー就任により業績は見事回復します。多くのコレクションの導入や初の腕時計『プルミエール』の発売などをはじめ、近年の2019年までヘッドデザイナーとしてその手腕を振るいました。
ラガーフェルドの逝去後はヴィルジニー・ヴィアールが次代を担い、現在も洗練されたデザインをコレクションの中で生み出し続けております。