PELICAN 『万年筆』

PELICAN(ペリカン)は、1838年にドイツで創業した筆記具メーカーです。最初は絵の具やインクの製造から始まり、現在は主に万年筆、ボールペン、インクなどの筆記具を製造・販売しています。 ペリカンのロゴは「ペリカン(鳥 …

鯉江良二 『筒盌』 

鯉江良二(こいえ りょうじ)は、日本の現代陶芸を代表する陶芸家の一人で、土の持つ力強さと即興的な造形で知られています。 「やきものはすべてメッセージ」という鯉江自身の言葉にも象徴されるように、風刺や社会批評をユーモアや鋭 …

中国書写紙

中国書写紙は、中国で伝統的に使われてきた書道や絵画用の紙のことを指します。特に書道の書写用に適した紙で、質感や吸収性、耐久性などが特徴的です。 主に木材の繊維や竹、稲わら、桑の皮、葛の根などの植物繊維から作られます。良質 …

白隠 慧鶴『六字名号』

本作は、江戸時代の禅僧・白隠 慧鶴による掛軸です。 白隠は、独自の公案や分かりやすい説法で庶民に禅を広め、禅画や墨跡を多く残した臨済宗中興の祖として知られています。 「六字名号」は、主に浄土宗や浄土真宗で用いられる「南無 …

頓阿法師 『十首和歌』

頓阿法師(とんあほうし)は、鎌倉時代の僧侶であり、和歌四天王の1人とされるほど和歌に親しんだ人物として知られています。 『十首和歌』は、後世にまとめられた代表的な十首の和歌群のことを指します。仏教的な世界観や自然の美しさ …

益田芳徳 『硝子花入』

益田芳徳は(ますだ よしのり)は日本のガラス作家で、もともと絵画を学んだ後、ガラス工芸の道へ進みます。 「硝子花入」というのは、ガラスでつくられた花入れ(フラワーベース)という意味です。 フォルムに動きや揺らぎがあり、水 …

河野道一 『運竜』

河野道一(こうの みちひと)は日本・山梨県を代表する水晶彫刻(甲州水晶貴石細工)の作家です。水晶彫刻に従事し、伝統工芸士や一級宝石研磨士としての技術を持つ現代の名工であり、黄綬褒章を受章しています。 彼は「石がなりたがっ …

ベルナール・ビュッフェ 『百合とアイリス』

今回ご紹介するお品物は、ベルナール・ビュッフェ 『百合とアイリス』です。 ベルナール・ビュッフェは、フランスを代表する画家のひとりで太く鋭い黒線と冷たく沈んだ色調で知られています。戦後の不安や孤独を表現した作風は、多くの …

黒木 国昭『朝顔』

黒木国昭は、日本を代表するガラス工芸作家の一人であり、1991年には卓越した技能を有する職人として「現代の名工」に選出されました。代表作の「光琳」シリーズでは、金箔・プラチナ箔やミルフィオリ(小花模様)をガラスに象嵌し、 …

北大路魯山人 『備前キヌタ 花入』 友斎箱

北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)は、近代日本を代表する芸術家であり、陶芸を中心に、書・絵画・料理など多方面で才能を発揮しました。 彼の作品は、落ち着きのある色調と素朴さの中に洗練を感じさせる作風が特徴です。 本作は …

大満州帝国康徳元年 大典記念章 含む勲章3点

今回ご紹介するお品物は、『大満州帝国康徳元年 大典記念章 含む勲章3点』でございます。 勲章(徽章)は、階級や保存状態の良さ、時代背景等、様々な条件次第では評価額に変動があるお品物でございます。 今回のお品物である勲章3 …