杉本貞光『井戸茶碗』

今回、ご紹介させていただくお品物は、杉本貞光『井戸茶碗』です。 杉本貞光の作陶には、茶道や禅の精神に基づく「飾らない美意識」が一貫して流れています。造形から無駄を極限にまで削ぎ落とすことで、素材そのものが持つ質感や存在感 …

兎置物型 ボンボニエール

今回、ご紹介させていただくお品物は、兎置物型 ボンボニエールです。 ボンボニエールとは、フランス語で砂糖菓子(ボンボン)を入れる菓子器のことです。 ヨーロッパでは、出産や結婚などの慶事に際して砂糖菓子を贈る習慣があり、そ …

藤原啓『亀香炉』

今回ご紹介するお品物は、藤原啓『亀香炉』でございます。 藤原啓は岡山出身の陶芸家であり、備前焼での二人目の人間国宝です。 今回のお品物は、親子亀がかたどられた可愛らしいお品物です。 非常にほほえましい景色でございますね。 …

『海老自在置物』

今回ご紹介いたしますお品物は『海老自在置物』です。 自在置物は、江戸時代から明治時代にかけて甲冑師らの高い鍛金・彫金技術によって発展した金属工芸品で、鉄や銅などの金属パーツを緻密に連結させることで、本物の伊勢海老のように …

悠々洞出版 『広重 花鳥画 大短冊判二十選集』

『広重 花鳥画 大短冊判二十選集』は、歌川広重による傑作花鳥画(花鳥風月)を復刻した手摺木版画集です。美術史家・国際浮世絵学会会長として知られる山口桂三郎が解説を務めています。 大短冊判(およそ縦38cm×横17cm前後 …

瀬戸茶入 土田友湖仕覆 淡々斎書付 銘『山里』

本作は、千家十職の袋師、土田友湖仕覆の瀬戸茶入 淡々斎書付 銘『山里』です。 土田家は、1689年から十三代にわたって続く千家十職の一人です。袋師とは茶入に着せる仕覆(しふく=袋のこと)を作る職人のことで、茶入一つ一つの …

瀧口政満『ミミズク』

今回ご紹介する作品は、瀧口政満の『ミミズク』でございます。 瀧口政満は、北海道・阿寒湖畔を拠点に活動した日本の木彫彫刻家です。阿寒湖アイヌコタンで工房兼民芸品店「イチンゲの店」を営み、木が持つ本来の木肌や生命力を引き出し …

DELTA デルタ 『少数民族シリーズ2003 ネイティブ・アメリカン』

1982年創業のイタリアの老舗ブランド「デルタ」より、2003年に発表された少数民族シリーズ「ネイティブ・アメリカン」をご紹介いたします。 コロンブスのアメリカ大陸到達にちなみ、世界限定1492本で制作された特別な逸品で …

米倉 斉加年『mana』

今回ご紹介する作品は、米倉斉加年の『mana』でございます。 米倉斉加年は、日本の俳優・演出家であり、絵本作家・画家としても高い評価を受けた作家です。1976年に『魔法おしえます』(文・奥田継夫)で、翌1977年には自作 …

玉村 豊男 『野葡萄』

本作は、エッセイスト・画家・ワイナリーオーナーの玉村豊男が描いた水彩画『野葡萄』です。 玉村 豊男(たまむら とよお)は、日本画家・玉村方久斗の末子として1945年に生まれました。通訳、翻訳業を経て、大学在学中のパリへの …

辻 輝子 ぐい吞み 蜂

本作は、陶芸家・辻輝子の蜂模様のぐい吞みです。 辻 輝子(つじ てるこ)は東京都出身で、17歳の時に観た陶芸家・濱田庄司の展覧会を機に陶芸の美に目覚めました。 女学校卒業後、1938年より大森光彦や富本憲吉に陶芸を、浅香 …

江副 拓郎 『Bitter Sweet』

本日ご紹介する品は、江副拓郎『Bitter Sweet』でございます。 専門学校で絵を学び、緻密でリアリティのある人物デッサンを得意とする江副氏は、その精巧な技量が世間からも高く評価され、第24回全日本アートサロン絵画大 …