宮本 理三郎『赤蛙』

本作は、彫刻家の宮本 理三郎が手掛けた木彫り作品『赤蛙』になります。 宮本は、1904年に大分県で生まれ、三谷光月、佐藤朝山に師事しました。 1929年に第14回日本美術院展にて『赤蛙』が初入選し、第20回~第30回まで …

ベルナール・ビュッフェ 『ムーラン・ルージュ』

ベルナール・ビュッフェは、1928年にフランス・パリで生まれました。10代で母親を亡くしたことをきっかけに、絵を描く道へ進んだとされています。針金のように鋭利な線を特徴とする作風で知られ、油彩や版画を多く手がけた作家です …

カメオ ブローチ

カメオとは、貝殻や宝石などの層状の素材を用い、上層を彫刻して下層との色の違いで模様を浮き立たせた彫刻作品です。 カメオはイタリア語に由来し、さらにルーツをたどるとラテン語やアラビア語の「宝石」や「彫刻」に関する語に関連し …

浅野信康 『彩霞』

浅野信康(あさの のぶやす)は、自然美をテーマにした繊細かつ透明感ある日本画作品で高く評価される現代作家です。 近年は富士山や桜、神社や渓流など、日本の自然や風景を題材とした透明感のある大作が多いのが特徴です。 浅野氏は …

西村公義 『赤いドア』

西村公義(にしむら まさよし)は日本の画家で、主に風景画を中心に油彩作品を制作しています。 自然や建物の静かな風景を繊細かつ落ち着いた色調で描くことが多く、その作品にはどこか懐かしさや静謐な雰囲気が漂います。 写実的であ …

横尾忠則 リトグラフ

横尾忠則(よこお ただのり )は、日本の美術家・グラフィックデザイナー・版画家・画家・作家です。戦後日本のアートシーンを代表する存在で、独創的かつ挑発的な作風で国内外に強い影響を与えました。 明るく原色系の色彩が多用され …

金重 愫 『ぐい呑み』

金重 愫 (かねしげ まこと)は、備前焼の名工・金重素山(父)を師に持ち備前・信楽・鉄絵・灰釉など様々な技法で茶碗や酒器を制作する陶芸家です。 まことのぐい呑みは、手のひらにしっくり収まるよう形づくられ、使うほどに個人的 …

PILOT『custom urushi』

今回ご紹介させていただくのはPILOT『custom urushi』 です。 PILOT(パイロット)は東京で創業された日本を代表する筆記具メーカーで、特に万年筆の分野でにおいて「素材」、「技術」、「デザイン」それら全て …

SAILOR 『FOUNDED 1911』

SAILOR FOUNDED 1911は、日本の老舗筆記具メーカー「セーラー万年筆」が、創業100周年を記念して開発したフラッグシップモデルの万年筆です。モデル名の「1911」は、同社が創業した年に由来しています。 クラ …

奥村厚一 『雪日』

奥村厚一(おくむら こういち)は、日本現代画で繊細な筆致と幻想的な風景描写で知られ、詩情ある作品を多く手がけました。静謐で叙情的な画風が特徴です。 『雪日』は、彼の代表作のひとつです。雪景色を描いた作品は、「雪の音が聞こ …

細迫諭 『休息の風景』

細迫諭(ほそさこ さとし)は、日本の画家で、テンペラ画と油彩を用いた精緻な静物画と風景画で知られています。 『休息の風景』では、映像と音響の重なりを通じて、日常の中に潜む静謐な瞬間や、時間の流れを感じさせる風景が表現され …

小野忠重 風景画

小野忠重(おの ただしげ)は、日本の銅版画家として知られ、とくに戦後日本の風景を描いた作品で高く評価されています 彼の風景画には、単なる風景描写にとどまらない詩的で静謐な世界観が広がっており、日本の近代版画史における重要 …