三輪休雪『唐獅子』

三輪休雪(みわ きゅうせつ)は、萩焼の名門陶家において代々襲名制で継承されてきた名跡であり、江戸時代初期からその伝統を今日まで受け継いでいます。歴代には萩焼の重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)に認定された方もいます …

賈又福『山水図』

本作は、山水画を得意とする中国の画家「賈又福(かゆうふく)」の作品です。 賈又福は、中国北部の太行(たいこう)山脈を題材とした作品を多く手掛けました。 文化大革命によって農村に送られた際には、そこでの経験から田園風景など …

即非 如一『三行書』

本作は、臨済宗の僧侶である即非如一の三行書です。 即非如一は、江戸時代前期に中国・明から日本へ渡来した僧侶で、能書家として知られています。 ​彼は隠元隆琦、木庵性瑫とともに「黄檗の三筆」と称され、日本の書道や禅文化に大き …

平安香翁 『均窯釉 透彫長方樹盆』

こちらは昭和の盆栽作家・平安香翁の作品です。 均窯釉は発色の良い落ち着いた青色が特徴です。 中国宋代の名窯「均窯」を倣古させる釉の色合いが、盆栽をより際立たせる作品となっております。 「香翁」銘の作品は、香山の名を息子に …

平安香翁 『鶏血釉 雲足長方樹盆』

今回ご紹介いたしますお品物は平安香翁 『鶏血釉 雲足長方樹盆』です。 こちらの作品は、昭和の盆栽作家として「東福寺」と並び称される平安香翁の作品です。 鶏血釉は発色の良い鮮やかな赤色が特徴です。見る人に強烈なインパクトを …

徳川 斉昭 短冊

本作は、水戸藩 第9代藩主・徳川 斉昭による短冊となります。 徳川斉昭(1800年~1860年)は、攘夷論(外国との通商を拒み、撃退して鎖国を維持しようとする思想)を主張し、弘道館の設立、偕楽園の建設、藩政改革、地元産業 …

膳所焼 茶碗『瑞鶴』山元春挙絵付

本作は、日本画家・山元 春挙の門人が作陶し、春挙自身が絵付けを施した茶碗です。 膳所焼は、膳所藩主・菅沼 定芳が御用窯(御庭焼)として焼かせたのが始まりとされ、遠州七窯の一つとして知られています。 明治期には一度衰退しま …

富本憲吉 『蘭花之図』

富本憲吉(とみもと けんきち)は、日本の近代陶芸を代表する巨匠であり、陶芸分野で初めて人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定された人物です。 日本近代陶芸の基礎を築き、後進の育成にも大きな影響を与え、陶芸の世界で第一号と …

坐忘斎 茶杓 『汲古』 黒田正玄下削

現在「お家元のお手削り」として流通している品の多くは、まず専属の下削り師が茶杓や竹工芸品をお家元の好みに合わせて仕上げ、その後、お家元が櫂先に手を加え、さらに銘を与えることで完成されたものです。 本作は「黒田正玄」が下削 …