ジョアン・ミロ 『黄金の羽を持つトカゲ』

ジョアン・ミロは1893年スペイン・バルセロナ出身の画家でヨーロッパを代表する画家の一人です。 その作風は、自由な線と鮮やかな原色で描く記号的な表現が特徴で、カタルーニャ地方の独特な世界観を表すような色彩も魅力的な作家で …

駒澤 利斎 坐忘斎書付 『楓大棗』

今回ご紹介するお品物は、指物師 駒澤利斎(こまざわ りさい)作、裏千家十六代 坐忘斎書付の『楓大棗』でございます。 棗は、薄茶を点てる際に用いる抹茶を入れる木製漆塗りの薄茶器のひとつです。植物の「ナツメ」の実の形に似てい …

大樋 年郎(十代長左衛門)鵬雲斎書付 『黒茶碗』

今回ご紹介するお品物は、十代 大樋長左衛門(大樋 年郎)作、裏千家十五代 鵬雲斎書付の『黒茶碗』でございます。 大樋焼は、加賀藩前田家の御用窯として発展した金沢の伝統陶芸です。楽焼の流れを汲む「手捏ね」による温かみのある …

絵銭 『南蛮人・巻雲』

今回ご紹介するお品物は、絵銭「南蛮人・巻雲」でございます。 絵銭とは、一般的な貨幣とは異なり、祈願やお守り、鑑賞などを目的として作られたものです。日本では江戸時代を中心に、さまざまな絵柄の絵銭が作られました。 本作「南蛮 …

熊谷榧 『シャングリラの夜明け』

今回ご紹介するお品物は、熊谷榧作 『シャングリラの夜明け』でございます。 熊谷榧(くまがい かや)は、洋画家・熊谷守一の次女として生まれ、自身も登山家として活動しながら動植物や山々の風景を描いた画家です。日本山岳画協会の …

松山銘 象牙根付 干支7点

今回ご紹介させていただくお品物は、象牙製の形堀根付(かたほりねつけ)になります。 根付とは、現代でいうストラップにあたり江戸時代に着物の帯から堤物(印籠など)をつるす際に留め具として利用された日本独自のアクセサリーになり …

趙治勲銘 碁盤 碁石

こちらのお品物は、趙治勲の銘入りの碁盤と碁石です。 趙 治勲(ちょう ちくん)は韓国出身の囲碁棋士です。1956年に釜山で生まれ、1962年に来日しました。わずか11歳9カ月で入段し、最年少記録となっています。70歳を超 …

立花大亀『好日』

今回ご紹介するお品物は、立花大亀作茶杓『好日』です。 立花大亀は、京都・大徳寺塔頭の徳禅寺住職を務めた後、再興された如意庵の庵主として禅の教えを広く伝えた臨済宗大徳寺派の僧です。 禅僧としての活動に加え、茶人・書家として …

正光『象牙螺鈿印籠』

今回ご紹介致しますお品物は正光『象牙螺鈿印籠』です。 こちらは明治時代頃の作品と考えられるお品物です。表面は中国の縁起物である太平有象が施され、裏面には紅葉の木に留まる雉鳩が2羽施されています。この裏表に施された技法は芝 …

三浦乾也『雄鶏図印籠』

今回ご紹介致しますお品物は三浦乾也『雄鶏図印籠』です。 こちらは紅葉の木に留まる雄鶏が表面に描かれ、裏にはその横を流れる川と表より大きく描かれた紅葉が画面を覆う作品です。江戸時代では季節を掌に収めて楽しむことを粋としてと …

伊東深水『麗人』

今回ご紹介させていただくお品物は、伊東深水の作品『麗人』でございます。 伊東深水は、上村松園や鏑木清方と並び美人画の三大巨匠の一人と称され、伝統的な歌川派浮世絵の流れを継ぐ美人画家として知られています。伊東深水が描く美人 …

畦地 梅太郎 『燕岳』

畦地 梅太郎(あぜち うめたろう)は愛媛県出身の木版画家です。 山々の風景画や代表的な「山男」シリーズなど山に関する作品を多く手がけ、「山の版画家」と称されています。 『燕岳(つばくろだけ)』は、北アルプス(飛騨山脈)に …

きたのじゅんこ 『LUNA』

本作は、イラストレーター・きたのじゅんこが手がけたジクレー版画『LUNA』です。 きたのじゅんこは東京都出身で、東京学芸大学教育学部美術科に進み、在学中の絵本コンクールでの入賞をきっかけにイラストレーターとしての道を志し …

スィベル・ギュレー 『おしゃべりな光』

今回ご紹介する作品は、スィベル・ギュレーの『おしゃべりな光』です。 スィベル・ギュレーはトルコ・イスタンブールに生まれ、イスタンブール美術大学を卒業後、フランスで印象派美術、アメリカで現代美術、メキシコで民族美術など多様 …

青木木米 『青磁牡丹 急須 真清水蔵六識』

今回ご紹介するお品物は、青木木米 『青磁牡丹 急須 真清水蔵六識』です。 青木木米は、江戸後期を代表する京焼の陶工・南画家です。京都祇園の茶屋「木屋」に生まれ、奥田頴川に師事して陶芸を学びました。古器物や中国陶磁への造詣 …

九代目大樋長左衛門『午絵福鎚香合』 淡々斎書付

九代大樋長左衛門は、八代大樋長左衛門の次男として生まれ、父に師事して陶芸を学びました。1927年に九代大樋長左衛門を襲名し、同年、大徳寺488世全提要宗より「大樋」印を授かりました。さらに1940年には、内閣総理大臣を務 …

寒川栖豊 『那智黒 水指』 鵬雲斎 書付

初代栖豊は、澤田宗山に師事して陶技を学び、昭和7年に高野口小田原に窯を開きました。その後、徳川頼貞侯の熱い願いを受け、衰退しつつあった紀州焼の復興に尽力。研究を重ね、昭和31年には紀州焼を代表する「那智黒釉」を完成させま …