フランコ・スカーラ 『K18 カメオ』

カメオは、主に二層以上の異なる色の層を持つ素材を用い、背景と浮き彫りの像を彫り分けて立体的に表現する彫刻作品およびその技術を指します。 カメオは様々な素材が使われていますが、中でも縞メノウなどの鉱物を使用したストーンカメ …

ドーム・ナンシー『柿文ランプ』

今回ご紹介させていただくお品物は、アール・ヌーヴォーを代表するガラス工房であるドーム・ナンシーの『柿文ランプ』でございます。 ドーム・ナンシーはフランスのナンシー近郊から始まった工房で、オーギュストとアントナンのドーム兄 …

2ターラー銀貨

こちらのコインは、1861年にドイツのフランクフルト自由都市で発行された2ターラー銀貨です。表面には、フランクフルトの象徴として親しまれているフランコニア女神の姿が細かく刻まれており、当時の歴史や文化を感じられる一枚とな …

東郷青児 『思い出』

昭和期を代表する洋画家・東郷青児は、1921年にフランスへ渡り、約7年間にわたって西洋絵画を研究しました。帰国後は、絵画だけでなく装幀や挿絵、壁画など幅広い分野で活躍しました。 その後、「なめらかな曲線」と「柔らかなパス …

九代大樋長左衛門 『光悦写 時雨』即中斎書付

今回紹介するお品物は、九代大樋長左衛門 『光悦写 時雨』です。 九代 大樋長左衛門は、石川県金沢市出身の陶芸家です。八代 長左衛門の長男として生まれ、1934年に九代目を襲名しました。 黒茶碗や伝統の飴釉茶碗の制作に勤し …

北大路魯山人『魚貼付文銀三彩木ノ葉形鉢』

今回ご紹介するお品物は、北大路魯山人作『魚貼付文銀三彩木ノ葉形鉢』です。 北大路魯山人は、篆刻、書、絵画、陶芸、漆芸など多種多彩な芸術分野だけでなく、美食家としても有名な人物です。 美食家としての魯山人は、1925年に会 …

松本零士 『クイーンエメラルダス〜不滅の紋章〜』

松本零士は1957年に少女漫画誌「少女」でデビューし、青年漫画が誕生し始めた頃から青年誌・少年誌を中心に活躍した漫画家です。 アニメーション制作にも大きく貢献しており、『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』など数多のヒット …

ロイヤルコペンハーゲン『フローラダニカプレート』

ロイヤルコペンハーゲンは1775年にデンマークで創業した歴史ある高級陶磁器メーカーであり、世界中で愛されている陶器ブランドの一つです。また、王室御用達として培われた高いブランド力や、熟練した職人の手作業による絵付けなどに …

後藤純男 『春映大和』

後藤純男は千葉県出身の日本画家です。第37回院展で初入選を果たして以降、日本美術院を中心的に支える画家として長年にわたり活躍しました。 作風としては、厳密なスケッチに基づく客観的な描写と、宗教的な荘厳さや静謐な精神性をた …

令和7年 桜の通り抜け記念 銀メダル『蘭蘭』

本作品は、造幣局が令和7年(2025年)の「桜の通り抜け」開催を記念して発行した純銀製の記念メダルです。題材となった「蘭蘭」は、北海道松前町で交配・育成された八重桜の品種です。前年の桜の通り抜けで実施された来場者人気投票 …

兌換券甲号1000円

今回ご紹介するお品物は、日本の旧紙幣『甲号千円券』でございます。 表面に日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と建部神社、裏面に彩紋と額面が描かれた本券は 『日本武尊1000円札』とも呼ばれ、昭和17年(1942年)の太平洋戦 …

咸豊重宝 当五十

今回ご紹介するのは、咸豊重宝 当五十(かんぽうじゅうほう とうごじゅう)です。中国・清の咸豊年間(1851年~1861年)に財政難を乗り切るため発行された古銭とされており、『当五十』は50文の価値を持つ大型の貨幣です。 …

黎泉 『都山流 尺八 二尺六寸』

尺八は、奈良時代に中国・唐から伝わったとされる、長い歴史を持つ日本の伝統楽器です。現在は主に「琴古流」と「都山流」の二大流派があり、今回ご紹介する尺八は、明治時代に生まれた「都山流」のものです。都山流は、色彩豊かで華やか …

福井 欧夏 『静』

  今回ご紹介するお品物は、福井 欧夏作 『静』でございます。 福井 欧夏は、広島県出身の現代を代表する洋画家です。実物モデルを眼前にした制作を一貫して続けるリアリズム(写実主義)の画家として知られています。 福井の描く …

光則 『純金製 懸崖松』

今回ご紹介する作品は、光則『純金製 懸崖松』です。 大淵 光則は富山県出身の金工作家で、非常に細かい部分まで表現された作品が多く、発表のたびに驚嘆の渦を巻き起こしてきました。伝統と文化を継承し、銀器業界の発展と伝統工芸品 …

副島種臣 『二行書』

今回ご紹介するお品物は、副島種臣による二行書掛軸です。 副島種臣は、明治時代の政治家として活躍する一方、漢詩人・能書家としても知られ、明治を代表する書家の一人として高く評価されています。 本作のねばりのある骨太で重厚な筆 …