五段重箱 鍔紋蒔絵

「重箱」とは、料理を入れて重ねて用いることができる箱形の容器です。 日本では正月のおせち料理に使用されることで広く知られ、祝い事や行楽の際にも用いられてきました。料理を重ねることには「めでたさを重ねる」という意味が込めら …

中田一於 『銀華』

今回ご紹介するお品物は中田一於作『銀華』になります。 中田一於は釉裏銀彩(ゆうりぎんさい)という独自の技法を用いる九谷焼を代表する陶芸家です。 釉裏銀彩は、陶磁器の素地に銀箔をさまざまな文様に切り貼りして、その上から釉薬 …

焼死大法会図

今回ご紹介いたしますお品物は『焼死大法会図』です。 こちらの作品は江戸時代に震災や火事による被害者を弔う様子が書かれています。作者や出版元が完全に不明でどのような意図を持つかも不明となります。災害の不安を少しでも和らげよ …

大明年製 染付 飾皿

今回ご紹介させて頂くお品物は、大明年製 染付 飾皿 でございます。 大きめサイズの中国骨董品で、市場でも比較的流通数が多く、人気のあるお品物です。 「大明年製」と書かれた染付皿は必ずしも明代の物とは限らず、江戸時代の伊万 …

山口一郎 『花 黄』

山口一郎は、日本の現代アートシーンにおいて人気を集める作家で、主に「花」をモチーフとした作品で知られています。 具象的な写実表現ではなく、対象の形や色彩を大胆に簡略化し、本質的な印象や存在感を抽出するような独自のスタイル …

大田垣蓮月『こぼし』

今回ご紹介致しますお品物は大田垣蓮月『こぼし』です。 こぼしは茶道に用いられる道具で建水と同じ役割を持ちます。 中にはカエルの人形が添えられており、水をいれるたびに水辺のような雰囲気を出すことができます。 作者は大田垣蓮 …

鄭道昭 『論経書詩』

鄭道昭(てい どうしょう)は、北魏の官人であり書家としても知られる人物で、現在の山東省一帯に数多くの摩崖刻石を残しました。これらは「鄭道昭刻石」などと総称され、中国書道史、とくに碑学の研究において重要な資料とされています …

紫香(谷内 一則) 『輪島塗 初音の図 飾皿』

本作は、輪島塗の老舗工房「稲忠漆芸堂」の作家として知られる紫香(谷内 一則) が手掛けた飾皿です。 輪島塗は石川県の輪島市で作られる伝統的な漆器です。木製素地であること、下地に「地の粉」を使用すること、布着せ補強を行うこ …

純銀製 霰茶托

本作は、純銀製の茶托5点セットです。 茶器の意匠として人気の霰模様が、器の内側に細かく配されています。落ち着いた色味による重厚感を、軽やかな霰の質感がほどよく和らげており、どの場面にも馴染む上品な茶托に仕上がっています。 …

志村 立美 『あやめ』

今回ご紹介するお品物は、志村立美作『あやめ』でございます。 志村立美(しむらたつみ)は、大正から昭和にかけて活躍された日本画家になります。主に日本画や美人画を描いており、きめ細かい肌質の表現や繊細で女性特有の柔らかさも秘 …

珈琲貴族 『秋想いDX 』

珈琲貴族は日本のイラストレーター・原画家で、美少女イラスト分野で広く知られる作家です。ゲーム会社でグラフィッカーを経た後、2007年頃にPCゲーム原画家として活動を開始しています。 柔らかく繊細な描線で日常の一瞬を切り取 …

難波田史男 『園』

今回ご紹介するお品物は難波田史男『園』です。 難波田文男は日本を代表する抽象画家・難波田龍起の次男です。 なぐり描きのような淡く激しい空想世界からは、のびのびとした自由なイメージと同時に、作家自身の内にある孤独な葛藤も感 …

【京都本店・京都南店 5月キャンペーン】

皆様こんにちは。緑和堂京都本店でございます。 さわやかな新緑と夏のような強い日差しを感じる季節になり、皆様におかれましてもお家やご実家などの整理も考え始められた方も多いのではないでしょうか。 京都本店・京都南店では今月も …

高野与八 白桔梗

高野与八は、秋田県を代表する創作こけし作家のひとりです。 植物や人物モチーフを繊細に描き分ける作風を得意とし、職人的な木地技術と芸術的感性を兼ね備えた作家として知られています。 底面に「白桔梗」と銘打たれた本作は、端正に …

東郷 青児 『あこがれ』

東郷青児は、鹿児島県出身の洋画家で、大正から昭和期にかけて活躍し、日本の近代洋画壇において独自の地位を築きました。 柔らかな曲線や、磁器を思わせる滑らかで均整の取れた画面構成、落ち着いた色調で描かれた伏し目がちな女性像は …

徳川 光圀 『消息』

本作は、徳川 光圀の消息(手紙)を軸装した作品です。 付属の古筆鑑定家・古筆了仲の書によると、光圀が交流のあった儒学者・林 鵞峰(林 春斎)に宛てた手紙だと考えられます。 徳川光圀は江戸時代の水戸藩藩主で、「水戸黄門」の …

国友藤内重当 火縄銃

こちらの作品は近江国國友村で制作されたものです。 銘は削れ、完全には読めない状態となっておりますが、刻印と彫から国友藤内重当の作であると考えられます。 国友鉄砲鍛冶は、近江国国友村に成立した鉄砲鍛冶集団です。鉄砲伝来後、 …