木村 清五郎 造 『銀いぶし 独楽繋薬鑵』

皆様、こんにちは。 緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させて頂く商品は木村 清五郎 造 『銀いぶし 独楽繋薬鑵』になります。

こちらは名古屋市にお住いのお客様より出張買取のご依頼をして頂きましたお品物になります。

二代目木村清五郎は1949年新潟県に生まれます。幼いころから金工師である父に金工師としての技術を学び、1992年に二代目木村清五郎を襲名しました。南鐐製品（銀製品）では清雲という号で襲名しています。
箱に書かれている独楽繋というのは『こまつなぎ』と読み、古い時代から用いられた幾何学模様を表します。

今回のお品物自体も非常に細かく、細部まで幾何学模様が彫られて造られており、銀いぶしとあるように素材はメッキではありますが、共箱の付属もあり、保存状態も大変良かったため、今回のご評価となりました。
また落としたりしてしまうと変形してしまう恐れがある為、お取り扱いには十分ご注意ください。