今回ご紹介致しますお品物は、木彫の阿弥陀如来像の坐像になります。
阿弥陀如来の坐像が座っている蓮華の華は雲の上に座っている姿を表現しております。こちらは蓮華座と呼ばれ、汚れのない悟りを表現していると言われております。
また、阿弥陀如来は極楽浄土の仏として作られました。まさに「生命」の象徴として崇められられています。
顔に注目すると、悟りを開いた様な顔つきでどんな者でも受け入れてくれそうな無慈悲の心の様に受け取ることもできます。
今から100年程前に作られたお品物ですが、光背や蓮華座に一切割れがない状態でした。目元は玉眼と呼ばれる技法で仕上げられており、お顔全体がとても丁寧な仕事がされたお品物だと思います。
作られた時代も勿論重要ですが、このように顔立ちの良いお品物は非常に人気があり、高評価になりやすいです。
貴重なコレクションをお譲りいただき誠にありがとうございました。