三浦竹軒は初代 三浦竹泉の三男として生まれましたが、初代の死後二代目を継いだ実兄が38歳の若さで夭折したため、21歳で三代 竹泉を襲名することになりました。
その後1931年に二代の長男に家督を譲りますが、その後も自らの号を竹軒とし作陶を続けました。
青磁、交趾、朱泥など作品は多岐にわたりますが、今回ご紹介するのは色絵による茶銚(主に煎茶で使用する注ぎ口と持ち手が一直線上にある茶器)です。
全面に草花の図案が描かれており、蓋のつまみ部分と注ぎ口、草花の一部にアクセント的に金彩が使われています。
装飾的な草と鮮烈的な赤い花が存在感を放っていますが、間近で見ると手仕事による濃度の差や滲みが味のある作品となっております。
こちらは、箱の状態や人気のある煎茶道具であったことなどによりこちらの評価額となりました。作品のモチーフなどによって評価額が上下する場合がございますのであらかじめご了承ください。