円能斎は、茶道裏千家の十三代家元です。
彼はこれまで一部の特権階級に限られていた茶道を一般の人々や女性にも広め、茶道の大衆化に大きく貢献しました。
特に教育の場に茶道を取り入れることに力を入れ、女子教育にも積極的に関わりました。また、初心者でも学びやすいように茶道の教本を執筆し、体系的にまとめたことでも知られています。
「閑坐汲松風」は心静かに坐して、松の風の音を聴くという禅語です。
心に余裕を持つことで、普段気づかない自然の音にも耳を澄ませ、悟りを開くことができるという意味です。
千家家元の直筆の行書は茶会で重宝されるため、高い評価がつきやすくなります。
今回は目立つシミやヤケも見られず、共箱があることを考慮しこちらの評価とさせていただきました。