皆様、こんにちは。緑和堂東京支店で御座います。
とうとう6月に入りましたね。6月は旧暦では水無月と言いますよね。私は昔から「梅雨の季節なのに水が無いなんて変だな」と思ってました。
調べてみると6月は田んぼに水を引く時期のため、水の月と呼ばれていたのですが、それが変化して水な月、水無月と変わったそうです。
調べてみて意味が解ってよかったのですが、水の月が水の無いと表記されてしまうのはすっきりしないなと思ってしまいました。
さて、そんなすっきりしない6月の天気のような話はこの辺までにしまして、本日のご依頼頂いた商品をご紹介致します。本日ご紹介するのは「慶入 作 黄薬天目茶碗」です。慶入は十一代楽家の当主であり、十一代楽吉左衛門の隠居後の名前です。慶入は生前多くの作品を残していますが、今回の作品は表千家十三代家元の即中斎の花押付の品物になります。保存状態も良く、即中斎の花押付という事から今回は上記結果となりました。
先ほども申し上げた通り、慶入は多くの作品を残しています。
皆様の中にもお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。もし整理などでご検討中の方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。